ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較して、徹底解説します。
ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較したところ、以下の8つでした。
- ICA-0301Gのほうが電気代が安い
- ICA-0301Gのほうが約10kgも軽い
- ICA-0301Gのほうがコンパクト
- ICA-0301Gは壁際5cmの限られたスペースでも設置可能
- ICA-0301Gのほうが音が静か
- ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節
- IPA-2222Gのほうが除湿能力が高い
- IPA-2222Gはおやすみ機能運転がある
2023年4月に発売のICA-0301Gと2022年発売のIPA-2222Gの大きく違う点は「重さ」と「サイズ」と「排気口の位置」と「電気代」の4点です。
工事不要ですぐに設置可能なコンパクトクーラーは年々人気が高まってきていますよね。
移動ができるのが魅力なコンパクトクーラーですが、新型ICA-0301Gは旧型IPA-2222Gと比較すると、約10kgも軽いため、部屋の移動や階段の移動もさらに楽にできるようになりました。
旧型IPA-2222Gがキッチンで利用することが多かったことを参考に開発されたのが新型ICA-0301Gです。
新型ICA-0301Gは、壁際に設置でき、今まで以上に場所を選ばずに設置できるようになりました。
また、電気代は1日8時間使用した場合、新型ICA-0301Gのほうが1ヶ月あたり、約4,400円も安いです。
本文にて詳しくお話ししますね。
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ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較
アイリスオーヤマICA-0301GとIPA-2222Gの違いは以下の8つでした。
- ICA-0301Gのほうが電気代が安い
- ICA-0301Gのほうが約10kgも軽い
- ICA-0301Gのほうがコンパクト
- ICA-0301Gは壁際5cmの限られたスペースでも設置可能
- ICA-0301Gのほうが音が静か
- ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節
- IPA-2222Gのほうが除湿能力が高い
- IPA-2222Gはおやすみ機能運転がある
それぞれ詳しくご紹介しますね。
ICA-0301Gのほうが約10kgも軽い
新型のICA-0301Gは質量が12.5kgで、旧型のIPA-2222Gと比較して、約10kgも軽くなりました。
キャスターと取手が本体についているので、持ち運びが簡単にできます。
軽くなったことで階段の移動もスムーズにできるようになったのも魅力ですね。
ICA-0301Gのほうがコンパクト
新型のICA-0301Gは、W27cm×D24.7cm×H49.8cm
旧型のIPA-2222Gは、W28.6cm×D32cm×H70cm
新型ICA-0301Gのほうが、奥行きが約7cm、高さは約20cmも低くなっています。
高さが20cmも低いと圧迫感もだいぶ違いますよね。
ICA-0301Gは壁際5cmの限られたスペースでも設置可能
新型ICA-0301Gは、運転時発生する水を溜めるタンクが本体前面になり、排気口は本体上部に配置となりました。
その結果、排気に必要なスペースを壁際から約 5cm の空間と小さく抑えることができるようになりました。
壁際に寄せて設置ができるのでキッチンや脱衣所などの熱がこもりやすいところにも設置できるので便利ですね。
ICA-0301Gのほうが音が静か
ICA-0301Gの運転音は46db
IPA-2222Gの運転音は51db
ICA-0301Gのほうが音は静かです。
騒音の目安は、40dB:図書館、静かな住宅地の昼
50dB:静かな事務所,家庭用クーラー(室外機)の音です。
ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節
新型ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節が調節できるようになりました。
旧型IPA-2222Gは手動で上下のみルーバーを動かすことができましたが、新型ICA-0301Gは約30°から80°の角度で風向きの調節ができます。
旧型に比べると広範囲に涼しい風を送ることができますね。
IPA-2222Gのほうが除湿能力が高い
旧型IPA-2222Gは1日に約21L(2Lペットボトル約10.5本分)を除湿することができます。
新型ICA-0301Gは1日約2.5L の除湿です。
旧型IPA-2222Gのほうがかなり除湿能力が高いですね。
普段から部屋干しする人にとっては、除湿能力が高いのは魅力ですね。
IPA-2222Gはおやすみ機能運転がある
旧型IPA-2222Gはおやすみ運転機能があります。
おやすみ運転を設定すると、設定後1時間後に設定温度が1°Cアップし、さらに1時間後に1°Cアップしていきます。
設定温度が徐々にゆるむので急激な温度変化がないから快眠できそうですよね。
新型ICA-0301Gには、おやすみ運転機能はありませんが、1時間後、2時間後、4時間後、8時間後に運転が停止できる設定はできます。
我が家は夏場は睡眠時の暑さ対策として、タイマーをセットして寝ています。
タイマーが切れると目が覚めてしまうこともあるので、旧型IPA-2222Gのように徐々に温度が上がっていくのはいいですね。
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ICA-0301GとIPA-2222Gの電気代の違いを比較
ICA-0301GとIPA-2222Gの電気代の違いについて調べてみました。
型番 | 消費電力 | 1日8時間使用 | 1日8時間使用で1ヶ月 |
ICA-0301G | 160W/190W | 40円/47円 | 1,190円/1,414円 |
IPA-2222G | 755W/870W | 187円/215円 | 5,617円/6,472円 |
1日8時間使用した場合
新型ICA-0301Gのほうが1ヶ月あたり、約4,400円も安いということになりますね。
これは、かなりの差だなと感じました。
1日8時間以上使用するとなると、電気代ももっと差が出ますよね。
新型ICA-0301Gの方がかなり電気代は安く抑えられると思います。
2022年、電気料金が大幅に上がりましたね。
家電公取協は2022年7月に電気料金の目安単価を、従来の27円/kWhから31円/kWhに改訂しました。
当ブログでは最新の情報に基づき、単価31円/kWhで電気料金を計算しています。
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ICA-0301GとIPA-2222Gどっちがおすすめ?
アイリスオーヤマICA-0301GとIPA-2222Gの違いを踏まえて、どちらがどんな方におすすめか整理しますね。
新型ICA-0301Gがおすすめな人
- キッチンや脱衣所など限られたスペースで使用したい人
- 持ち運びに便利なコンパクトサイズが欲しい人
- 電気代を安く抑えたい人
壁際から大きく離す必要がないため、キッチンや脱衣所など、熱のこもりやすい限られたスペースで使用したい人には新型ICA-0301Gがオススメです。
旧型に比べて約10kgも軽くなったので、階段の移動なども楽なコンパクトサイズを探している人にも新型ICA-0301Gがオススメだと思います。
電気代を比較したところ、1日8時間使用した場合、新型ICA-0301Gのほうが1ヶ月あたり、約4,400円も安いです。
1日8時間以上使う場合は、さらに電気代の差も大きくなりますので、電気代を安く抑えたい人には新型ICA-0301Gのほうが良いと思います。
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旧型IPA-2222Gがおすすめな人
- 窓パネルで熱を室外へ出したい人
- 部屋全体をしっかりと冷やしたい人
- 除湿能力が高いものが欲しい人
- おやすみ運転機能が欲しい人
旧型IPA-2222Gは、窓パネルがついているため、窓パネルを使うことで、熱を部屋の外へ逃がすことができます。
そうすることでより室内の温度を低く下げることができます。
新型と比べると電気代は高いですが、パワーがあるため部屋全体をしっかりと冷やしたい人には旧型IPA-2222Gがおすすめです。
また、部屋干しが多いなど除湿をしっかりとしたい人にも旧型IPA-2222Gがおすすめです。
置く場所に余裕があり特に狭い場所へ置く予定のない場合などは旧型IPA-2222Gでも問題ないと思います。
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ICA-0301GとIPA-2222G の比較表
ICA-0301GとIPA-2222G の違いを表にまとめてみました。
ICA-0301G | IPA-2222G | |
質量 | 12.5kg | 22kg |
サイズ | 幅27cm×奥行24.7cm×高さ49.8cm | 幅28.6cm×奥行32cm×高さ70cm |
音 | 46db | 51db |
風向き調節 | 自動・約30°から80° | 手動・上下のみ |
排気口 | 本体上部 | 本体後ろ |
電気代 | 40円/47円※1日8時間使用 | 187円/215円※1日8時間使用 |
除湿能力 | 約2.5L/日 | 約21L/日 |
工事不要 | ○ | ○ |
運転モード | 冷風・除湿・送風 | 冷風・除湿・送風 |
チャイルドロック機能 | ◯ | ◯ |
おやすみ運転機能 | △ | ◯ |
内部清浄機能 | ◯ | ◯ |
比較表を見てみると、違いは8つですね。
- ICA-0301Gのほうが電気代が安い
- ICA-0301Gのほうが約10kgも軽い
- ICA-0301Gのほうがコンパクト
- ICA-0301Gは壁際5cmの限られたスペースでも設置可能
- ICA-0301Gのほうが音が静か
- ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節
- IPA-2222Gのほうが除湿能力が高い
- IPA-2222Gはおやすみ機能運転がある
8つの違い以外には共通事項もあることが分かりますね。
ICA-0301GとIPA-2222Gの共通の機能や特徴については、この後、詳しくご説明します。
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アイリスオーヤマICA-0301GとIPA-2222G共通の機能や特徴
ここからはICA-0301GとIPA-2222Gの共通の機能や特徴についてお話ししますね。
工事不要で好きな場所に設置可能
新型ICA-0301Gと旧型IPA-2222G共に、 面倒な工事の手続きや立会いの必要がなく、買ったその日からすぐに設置できるのが魅力だと思います。
賃貸物件で工事が難しいなどエアコンの設置ができず、扇風機で暑さをしのいでいた人にも、工事不要で設置できるのも魅力ですね。
冷風・除湿・送風の3段階の運転モード
新型ICA-0301Gと旧型IPA-2222Gとも冷風・除湿・送風の3段階の運転モードがあります。
- 部屋を涼しくしたい時には冷風運転
- 雨の日や洗濯物を部屋干しする時には除湿運転
- 扇風機代わりや部屋の空気を循環させたい時には送風運転
目的に合わせて3段階の運転モードが選べるのは便利ですね。
チャイルドロック機能付き
チャイルドロック機能がついているので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。
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内部清浄機能の搭載
新型ICA-0301Gと旧型IPA-2222Gともに内部清浄機能がついています。
運転中に設定をしておくと運転停止後に自動で内部洗浄をしてくれます。
しばらくの間、ファンを回し、内部の湿気や熱気を逃してくれる仕組みになっています。
内部の湿気や熱気をそのままにしておくとカビの発生の原因となってしまうので、自動で清浄機能がついているのはありがたいですね。
排気ダクトで排熱
新型ICA-0301Gと旧型IPA-2222Gともに排気ダクト(本体の熱を排出するホース)が付属しています。
旧型IPA-2222Gは排気ダクトを必ず取り付け、窓パネルから室外に排熱させる仕組みになっています。
新型ICA-0301Gは排気ダクトを必ず取り付ける必要はないのですが、取り付けることで排気の方向を選ぶことができるため、廊下等の人がいないスペースに熱を逃がし部屋の冷却率をアップさせることができます。
ICA-0301GとIPA-2222G違いの比較まとめ
以上、ICA-0301GとIPA-2222Gの違いをお伝えしました。
違いはこの8つでしたね。
- ICA-0301Gのほうが電気代が安い
- ICA-0301Gのほうが約10kgも軽い
- ICA-0301Gのほうがコンパクト
- ICA-0301Gは壁際5cmの限られたスペースでも設置可能
- ICA-0301Gのほうが音が静か
- ICA-0301Gは自動ルーバーで風向き調節
- IPA-2222Gのほうが除湿能力が高い
- IPA-2222Gはおやすみ機能運転がある
2023年4月に発売のICA-0301Gと2022年発売のIPA-2222Gの大きく違う点は「重さ」と「サイズ」と「排気口の位置」と「電気代」の4点です。
新型ICA-0301Gは旧型IPA-2222Gと比較すると、約10kgも軽いため、部屋の移動や階段の移動もさらに楽にできるようになりました。
新型ICA-0301Gは、壁際に設置でき、今まで以上に場所を選ばずに設置できるようになりました。
また、電気代は1日8時間使用した場合、新型ICA-0301Gのほうが1ヶ月あたり、約4,400円も安いです。
旧型IPA-2222Gは電気代は高くなってしまいますが、部屋全体を冷やしたい人、除湿をしっかりとしたい人にはオススメです。
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工事不要ですぐに設置可能なコンパクトクーラーは年々人気が高まってきていますよね。
コンパクトクーラー選びの参考になりましたら幸いです。